内観法
赤面症克服法には、内観法という方法があります。これは、森田療法と同じく日本で開発された方法です。その後、世界中で知られ、広く用いられるようになりました。
内観法の究極的な目標は、「真の自己を知る」ことにあるということが、他の赤面症克服法とは異なっています。多くは、「集中内観」と「日常内観」を組み合わせて行われます。「集中内観」は研修所や病院などに1週間宿泊して研修する方法です。「日常内観」は日常生活の中で行う方法です。
集中内観は、次のような方法で行われます。身の周りを屏風などで仕切った落ち着ける場所に、楽な姿勢で座ります。そして、まず母親(または母親代わりの人)に対して、自分がどうしてきたかを確認していきます。どんなことを世話になったか、それに対してどう返したか、またどんなことで迷惑をかけたか、という三つの点について、年齢ごとに調べていくのです。最初は小学校低学年のとき、次は小学校高学年、つぎは中学時代、というように、現在まで調べます。 母親について終わったら、次は父親、それから配偶者、子供と、身近な人に対する自分の態度を確認していくのです。面接官が1〜2時間おきに3〜5分間の面接を行い、1日7〜8回ほどの面接が行われます。
この方法で自己分析を行うことは、長い人生において、赤面症克服法としてだけではなく、様々な面で役立つでしょう。
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