赤面症克服方



友人・知人に打ち明けてみる

赤面を治したい人、赤面症克服法をマスターしたい人の多くは、赤面症だということを人に知られたくないと思っているようです。

 

 

まず自分自身で、なぜ、赤面症のことを人に知られたくないのかと、問いかけてみてください。人によって、その気持ちはさまざまだと思います。ある人は、赤面症だわかったら恥ずかしい、と感じているでしょう。また、赤面症のために他人から誤解されやすいとか、赤面症だとばれたら馬鹿にされる、などと思っている人もいると思います。

 

 

そこで、あなたが逆の立場だったらどうか、考えてみましょう。もしも、親しい友人から「私って、赤面症なんだよね」と言われたら、あなたならどうしますか? それだけで、その人ともう付きあいたくない、と思いますか? むしろ、そうしたことを打ち明けてくれたことで、なんだか心を開いてくれないように思って、親密に感じるのではありませんか。

 

 

もしかしたら、その友人も、「顔を見て話をしてくれなかったり、話の途中で急にびくびくしたりするのは、どうしてだろう。私のことが嫌いなのかなあ?」などと、悩んでいたかもしれませんよ。そのときに「じつは赤面症だから、人とうまく話せないんだよね・・・」と打ち明けてもらえたら、友人や知人として、安心するという場合も多いと思います。

 

 

赤面症が原因で、人とうまく接することが出来ない、と悩んでいる人は、一度、思い切って、信頼のできる人に打ち明けてみるのもいいでしょう。一人で悩んでいるだけでは、解決しないことも、思い切って打ち明けることで、心が楽になることもあります。赤面症克服法のなかには「赤面症を克服する」のではなく、「赤面症を気にしない」という方法もあるくらいです。