うつ病
赤面症克服法を行おうとする場合には、次のことを知っておく必要があります。それは、赤面症・対人恐怖症の根本的な原因が、精神的な疾患や、人格障害などからくることもある、ということです。こうしたことは、精神科の先生に相談するとわかります。また、適切な治療を受けらます。自分でできる赤面症克服法もありますが、対人恐怖症の症状を出す根本的な原因として、他の精神的な疾患があるかどうかを知っておくことは、とても大事です。
こうした精神的な疾患の代表例として、うつ病があります。最近ではよく知られてきましたが、うつ病にかかった人は、他人と接するだけの気力すらなくなってしまいます。そのため、人に会うことができない、という症状がでる場合があります。さらに症状が重くなると、自殺を図るという気力もなくなってしまいます。こうしたうつ病は、逆に少し改善してきた頃が危険なのです。悲観的な将来を想像して、自殺に走ったり、他害といった、破滅的な行動を起こしてしまうことがあるのです。
赤面症克服法を行おうとする人は、たいていは努力家タイプです。また、性格が真面目な人が多いのです。こうした性格の人は、うつ病と思っても、自分の努力で何とか解決しようと考えがちです。でも、早めに適切な治療を受けることが大切です。うつ病は、適切な治療を行ってくれる先生が多数います。また、症状を改善する効果のある薬も開発されています。独りで悩んでいないで、とにかく一度、、精神科の先生に相談しましょう。