赤面症克服方



薬物療法

赤面症克服法のうち、必ず医療機関で受けなければならないものに「投薬」があります。投薬は、お医者さんしか行うことができません。ですから医師のいないクリニックで投薬をされた場合などは、注意が必要です。

 

 

人はたいてい「緊張」を感じるために赤面症の症状が出ます。好きな人に会えた喜びよりも、好きな人の前で失態を犯してしまったらどうしよう、という不安をもった経験があると思います。投薬による赤面症克服法の目的は、この「緊張、不安」を和らげることにあります。つまり、緊張を和らげる薬を飲むわけです。赤面症克服法として薬を飲むといっても、「顔の赤さを改善する」薬を飲むのではありません。

 

 

この薬には、抗うつ剤や精神安定剤などが処方されます。薬が合えば、数日のうちに効果が現れるというケースもあるといいます。赤面の症状が減っていけば、薬も減らしていくことが可能です。最終的には薬を飲まないでも赤面症を克服できるようになった人もいます。

 

 

世間で「一回薬を飲みだしたら、一生飲み続けなければならない」という噂があるようですが、それは誤解です。短期間、症状を緩和するために薬を飲むことは、他の赤面症克服法の効果を高める働きもします。適切な医療機関できちんとした指導を受ける必要はあるのは、もちろんですが、薬物療法はちっとも怖くありません。